やるからやる気が出る。

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「やる気が出てから」なんて言っていたら一生何もできません

「今日はやる気が出ないな」

「モチベーションが上がらないから今日は作業をやめておこう」

なんてことよくありませんか?

しかし、自然にやる気が出てくるなんてことは、脳科学的にはないみたいですね。

やるからやる気が出るんそうです。

東京大学教授の池谷裕二さんの言葉から引用します。

例えば、笑ったとき、“楽しいから笑った”と感じますが、実は逆で、“笑った顔になったから楽しい”と感じているのです。実験で、笑顔に似た表情を作るだけで楽しい気分になるということもわかっています。 脳にある入力(感情や感覚)と出力(行動)では、出力のほうが重要だと言えます。ですから、やる気に関しても同じです。やる気が出たからやるというよりも、やり始めたからやる気が出るのです。面倒だなと思っても、やり始めることが大事。家事だけでなく、仕事も勉強も同じです。やり始めたら次第に気分が乗ってくるはずです。「何ごとも始めた時点で、もう半分終わったようなもの」と言われているのですよ。

目から鱗です。

まさに逆転の発想。

笑うから楽しいんですね。

やる気もそう。

やるからやる気が出るっていうことなんですね。

なので、やる気が出ないから今日はやらないなんて言ってたら、一生何もできません。

しかし、「やり始めた時点で半分終わった」とあるように、始めさえすれば、こっちのものです。

では、どう始めればいいのか?

やっぱり、習慣化が大事

それは、習慣化することです。

寝る前と起きてすぐに歯磨きをする方は多いんじゃないでしょうか。

その時、「今日はやる気が出ないから歯を磨くのやめておこう」なんてことにはならないはず。

  • 時間になったら
  • お風呂から出たら
  • 朝起きたら
  • 食後のコーヒーを飲み終わったら

など人によって違うと思いますが、体が勝手に動くと思います。

さぁ、今から歯磨きをするぞ!

って張り切って歯磨きをすることはまずないですよね。

歯医者に行く前は、ちょっと張り切りますけど(笑)

きっと、習慣になっていて、気づいたら歯磨きをしていたって方が近いのではないでしょうか?

このように作業も習慣化することで、歯磨きと同じ感覚で作業を開始することができます。

また、脳は作業を始めてから10分以上してからやる気スイッチが入るみたいです。

このことを「作業興奮」と言うそうです。

ドイツの精神医学者クレペリンっていう人が発見してみたいですね。

その作業興奮状態になるには最低10分かかるとの事。

要は、10分間作業するまでを習慣化、ルーティンワーク化しちゃえばいいんです。

朝起きる ↓ 歯磨きをする ↓ 顔を洗う ↓ コップ1杯の水(本当は白湯がいいみたいですね) ↓ 体操をする ↓ パソコンの電源を入れる ↓ 着替えをする。 ↓ Youtubeアナリティクスをチェックする。 ↓ 10分間作業を行う

こう言った流れをルーティン化して、毎日行う。

何かを習慣化するには3週間必要ってよく言われていますが、諸説あるようです。

ポイントは、簡単にできることは習慣化しやすいということです。

ですので、まずは作業興奮状態になる「10分の作業」から始めてみてはどうでしょうか?

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