モチベーションはあてにならない。
何かを始める時って、モチベーションが高い状態ですよね。
ネットビジネスを始める時も同じだと思います。
ネットビジネスを始める時、多くの方が何かしらの教材を買うと思います。
で、買ってすぐは、PDFを読み漁って、音声や動画を視聴しまくるってことありませんか?
だけど、だんだん疲れて行動に移れない。
なんてこともありませんか?
モチベーションって上がったり下がったりします。
そう、モチベーションはあてにならないんです。
モチベーションって言い方を変えると「やる気」ですよね。
「今日は、やる気出ないな〜」なんてことよくありますよね。
ほぼ、毎日だったりして(笑)
上記しました通り、教材などを買った直後は、やる気はあります。
でも、やる気って持続性がないんですよね。
また、元に戻ってしまうんです。
これ、ホメオスタシスのせいなんです。
ホメオスタシスって聞いたことある方もいらっしゃると思いますが、 元々は、生物学の用語だったと思います。
体の状態を一定に保とうとする機能のことです。 体温とか、血圧とか。
言い方を変えると、「変化しないように保つ」ってことなんです。 ちょっとした変化が加わっても元の状態に戻ろうと働く機能です。
このホメオスタシスをもっと広い意味で捉えて、多くの場面で使われるようになってきていますね。
そして、僕たちの行動にもホメオスタシスが働いて元に戻ろうとしちゃうんです。
例えばですよ。 今まで、仕事から帰ってきたら、とりあえず一杯晩酌をしながら夕食を食べて、テレビのバラエティー番組を見ることで仕事の疲れを癒していた方の場合。
ダラダラ1時間、2時間とテレビを見続けてしまうことってよくあったはずです。
それが、ある教材を買って、一念発起。 夕食後すぐ、PDFを読み漁った。
でも、そのうち疲れちゃって、 読んだだけじゃ人生変わらないって気づいて。
息抜きにちょっとテレビでもって言って、また1時間、2時間と時間を潰してしまう。
そう、元の生活に戻ってしまうんです。
その「ダラダラ1時間、2時間とテレビを見続けてしまう」そんな生活が長ければ、長いほど、その生活パターンに戻りやすいんでしょうね。
ある意味、それが習慣化されているんです。
逆に、教材を読むことを習慣化できれば、そのことが持続できるようになるんです。
よく例に出されるのが、歯磨きですよね。
歯磨きって意識しなくても、体が勝手に動きますよね。
気づいたら、歯磨きしていたってレベルです。
教材を読むことも習慣化できれば、 「気づいたら教材を読んでいた」といったレベルに達することはできます。
そのためには、一定期間続けることが必要です。
小さく始める
では、今まで習慣的に行っていない行動を一定期間続けるにはどうしたらいいのか?
それは、小さく始めることです。
いきなり、1時間、2時間と教材を読み漁っても、やっぱり疲れちゃうんです。
先ほど説明した、ホメオスタシスが働いて元の習慣(テレビを見る)に戻ろうとしてしまう。
そうならないために、まず10分教材を読む。 その後は、テレビ。
そして、明日も10分、 明後日も10分 その次の日も10分 ・ ・ ・
本業の仕事が立て込み残業して、 帰りが遅くなってしまった日も10分だけなら教材を読む気になると思います。
って、しばらく続けると、だんだんと「教材を読む」ということが習慣化していきます。
そうなって、初めて20分、30分って増やしていけばいいんです。
そこまでくると、逆に教材を読まないと気持ち悪くなってきます。
たまに体調が優れず、寝込んでしまって、 まったく教材を読むことができない日があったとします。
そんなことがあっても、今度は教材を読むという方にホメオスタシスが働いて、体調が改善したら、また教材を読むといういう行動を再開することが容易になります。
このように何かを始めるには、 ①まず、小さく始める。 ②行動しながら育てる。
このことで、習慣化しやすくなって、続ける可能性が高まります。
人は、何歳からでも変わることができます。
ただ、一気にガラリと変身することは難しいです。
徐々に徐々に、少しづつ。 急がば回れ。 それが成功への近道だと考えています。